「タトゥーシールで病院の診療が自宅でも受けられる」を観た感想。

「タトゥーシールで病院の診療が自宅でも受けられる」を観た感想。【TED】
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新しいテクノロジーは開発されても実用化されて社会に溶け込むには時間が掛かるということは「原付スケートボードを観た感想【TED】」でよく実感したけれど、それが医療の世界となるともっと難しいのかも知れない。

僕は自分の健康状態や生活習慣などをもし詳細にデータ化できるとするならば、それを隠したいとはまったく思わない。むしろせっかく集めたデータなのだから、活用する手段があるのなら是非とも利用して欲しいと思っているくらいだ。

自分の体重や身長や体脂肪率やスリーサイズを知られるのは恥ずかしいかも知れないが、隠すことで医療の発展を遅らせてしまうのか、それとも公開することにより医療の発展に少しでも貢献するのかと聞かれたら、僕には後者を選ばない理由がない。隠しておきたいことなんて、もうなにもない。

テクノロジーを発展させ人類が進歩していくためには、特に医療の世界においてはプライバシーと正面から向き合う力が必要だ。

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体の情報をデータ化する難しさ。

男性の僕に女性の感覚を理解することはできないが、子供を体に宿すというのは相当な負担が掛かっているはずで、さらに重い器具を取り付けるとなると、そう生易しいことではないことは男の僕にも想像がつく。

「タトゥーシールで病院の診療が自宅でも受けられる」を観た感想。【TED】

こういう姿を見るとほんと女性には頭が下がる。きっと母親には子供を授かるという感覚が男性とは少し違うものがあるはずだ。

「タトゥーシールで病院の診療が自宅でも受けられる」を観た感想。【TED】

2018年9月現在はウェアラブル端末は普及しているものの、まだまだ使用している人は少ない印象だ。

僕はジムで水泳をしているのだが、そこでは安全面が優先されて端末を付けて泳ぐことが許可されていない。どこかにぶつけてガラスの破片がプールの中に落ちようものなら大惨事になるからで、確かに納得のいく理由ではあるが、カバーを装着するなりして対応してくれるのなら僕もウェアラブル端末を購入したいと考えている。

ちょうどAppleWatch4が発売されてより詳細な情報を取れるだけでなく、僕たちの健康をテクノロジーで管理しやすいようになってきた。道のりは長いかも知れないが、この夫婦のように医療とテクノロジーを活用してくれる人たちが増えれば、きっとより簡単に体の情報をデータ化できるようになってくるはずだ。

安全面とテクノロジーの発展。この両輪を回しながら上手くバランスを撮り続けることが大切だ。

医療とプライバシーにどう向き合うか。

体のデータを取得できても、そこから健康状態を診断するには医師が必要となるのだが、そこで問題となっているのがプライバシーの問題だそうだ。これはおそらく、人類がテクノロジーと向き合う上で半永久的なテーマになってくるだろう。

「タトゥーシールで病院の診療が自宅でも受けられる」を観た感想。【TED】

正直なところ、僕は自分の体のデータを隠しておきたいとは思わない。世界には“奇病”と呼ばれる想像もつかない病気を抱えた人たちがいる中で、自分のような凡人が隠すような情報などなにも持ち合わせていないし、こんな普通の僕がプライバシーを理由に情報を隠そうとするなんて、他人なら許せるがそんな自分自身を僕は許すことはできない。

もし僕が病気やなにかしら医療に携わることがあり、自分のデータを取られたのならどんどん活用して欲しい。もちろん悪用されることには反対するが、それで医師がより正確な判断を行えるようになる材料になるのであれば、僕は喜んで差し出すだろう。

 

あなたはどうだろうか。医療と、つまり自分自身の体の情報とプライバシーについて、どう向き合うのがよいと考えるだろうか。

僕は他人がプライバシーをどう扱おうが口出ししないけれど、人類が発展するために、つまり人々の役に立つことを最優先にプライバシーと向き合っていくつもりだ。

実際のところ、僕はプライバシーを自分のものだと考えていない。72億人いる人類のうちの、たった1つの少ないデータでしかないと思っている。

でも逆説的ではあるが、たった1人であっても、たった1つのデータであろうとも、それが人類にとって適切な使い方をされて正しい方向を指し示すようになれば、人々は必ず振り向いてくれるだろうから、僕はその先頭に立ちたいと思っている。

他人とのプライバシーに向き合うのではなく、まずは自分自身と向き合うべきなのだ。

他人に説得しなくても、自分が正しい方向を向いていれば人々は必ず付いてくると僕は信じている。

人々の信頼により医療は発展する。

結局のところ、どれだけテクノロジーが発達して体の情報をデータ化できるようになっても、人間関係に信頼を築くことができなければなにも役には立たない。彼は信頼を確かめるために“第三者を介入させる”ことを提案していたが、本当はこんなことをしなくても当事者だけで折り合いをつけるのが理想だ。

「タトゥーシールで病院の診療が自宅でも受けられる」を観た感想。【TED】

医療のような命に関わる情報の扱いには慎重になるべきで、プライバシーを気にするのはとてもとても大切である一方、隠さずに情報を共有できる仕組みは必要だし、これからどんどん作られていくだろう。

だた、僕は忘れてはならないことがあると思っている。それは“信頼関係は永遠にデータ化されることはない”ということだ。

テクノロジーに頼りきってはいけない。最後に頼れるのはあなた自身の人間力であり、これはどれほどテクノロジーが発達しようと磨くことはできない。もちろん、助けにはなるかも知れないが。

 

自分のプライバシーと向き合おう。あなたのたった1つの少ないデータが人類の役に立つかも知れない。

そして日々の人間関係を大切にしよう。医療を救うのはテクノロジーという魔法かもしれないが、人間関係の信頼という土台を築くことがもっとも大切であるということを、僕たちは絶対に忘れてはいけない。

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