「中国は買い物の未来をどう変えていくのか」を観た感想。

「中国は買い物の未来をどう変えていくのか」を見た感想。【TED】
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初めてAmazonから商品を購入した日を調べてみたら、2010年の12月27日に24インチのモニターを買っていたことが分かった。この日のことはなんとなく覚えている。

始めてAmazonから注文した商品

Amazonから初めて注文した商品。

僕はこのとき高校2年生で、Sonyのデスクトップパソコンを持っていたのだけれど外部入力するポートがなくて、仕方なくPS3でゲームする用とスカパーでAT-Xを見るためにモニターを購入したんだったな。めちゃくちゃ懐かしい(笑)。

当時はまだネットショッピングが一般的ではなくて、母親からは「電気屋さんより高いんじゃないの?送料はいくらだった?」といった質問を受けたことも思い出す。24インチのモニターが約2万2000円で買えるというのは、当時からしてみればめちゃくちゃ安かったし、送料も当時から無料だった。この日からかな、僕が店頭で商品を購入する前に必ずAmazonをチェックするようになったのは。かれこれプライム会員も3年目に突入しているぐらい、今ではネットショッピングのヘビーユーザーにもなった。最近は楽天とか他のあまり知られていないショップを利用することもあるかな。

当時はテクノロジーが家庭に普及するころだったから、新しい商品がきたら次々と買っていたけれども、今はもう新商品といっても毛が生えたものぐらいで、そんなに性能の差はなくなってきたから興味がなくなってきた。それと、もう生活に困らないだけの生活必需品と家電などが揃ったということもあるかな。

だけれど中国では8年前に僕がやっていたことが、まだこれから起きようとしているようだ。日本でもまだこの流れはあるけれど、僕たちは買い物という定義を—いや、お金という価値そのものを—よく確かめるときなのではないだろうか。

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中国でのネットショッピング普及が意味すること。

中国の人口が2018年11月現在だと、約13億8600万人でこれは日本の約10倍を意味しているのだけれど、僕にはこれがどのくらいの多さなのか正直なところまったく実感が湧かないかな。東京都が日本中にある、みたいな認識でいいんだろうか。

でも彼女が提示したネットショッピングの利用ユーザーが5億人という数字と、その他の先進国であるアメリカとイギリスとドイツのネットショップ利用ユーザーを比較したらなんとなく分かってきた。その数なんと、月に5億人にもなるのだとか。日本人全員どころか約5倍もの人が使っていると考えると規模の大きさがよく分かってくる…いや、むしろよく分からなくなる(笑)。

「中国は買い物の未来をどう変えていくのか」を見た感想。【TED】

アメリカの人口が3億2000万人で毎月3億人の利用者ってことはほぼ全員が使っているわけで、中国の数字は今の段階だとまだまだ少ないってことになる。あと5年もしないうちに10億人は超えるだろうなぁ…。

なんかこう、日本にもAmazonを通して中国製の商品をネットから注文できたりするワケなんだけど、肝心の中国での生産状況がどういうものかを知ることができないから、とくに日本人みたいなそういうところに敏感な人種の人たちにとっては、どうしても敬遠する人が出てくるよね。

でも僕はなんというか、中国でもどんどん利用者が増えて欲しいんだよなぁ。そいでもって、日本にも中国のいろんな情報をどんどん運んできて欲しい。じゃないと政府の管理下に置かれたままの人たちがどんな生活をしているのか、僕たちにいつまでも届かないからね。

いいモノもあれば、もちろんよくないモノもあるだろうけれど、そういうのも引っ括めてネットショッピングを通して中国製の商品だけではないものを色々と運んできて欲しいな。

西洋のスタイルに染まってしまうのか。

中国の人たちはいったいなにが動機で商品を買うのだろうかと疑問に思っていたら、なんだ、僕たちと変わらないじゃないかと思わされた。セレブたちが持っている商品やブランド物に憧れるのは、人間として“普通の”ことなのかもしれない。

「中国は買い物の未来をどう変えていくのか」を見た感想。【TED】

だけど僕は中国から生まれた思想も大事にして欲しいと思うのだ。もし中国がアメリカやヨーロッパのように、見た目を綺麗に見せるためであったり生活を豊かにすることだけを求めるようになってしまったら、中国の思想家に啓発されてきた僕としてはとても悲しい。

中国では政府によって規制されている本もあるんだったな。ほんと、権利によって人々を抑制するのは本当にナンセンスなんだけど、きっと彼らは人々を守っているつもりなのだろう。その中には優れた霊的な書物である老師の“道徳経”も含まれているみたいだ。

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もし中国人全員が物質的な豊かさだけを求めてネットショッピングを利用するようになったら、この地球の環境はどうなってしまうのか…。彼女は「量ではなく、質に重視しながら、サステイナビリティ(持続可能さ)を重視するのです。」と述べていた。このサステイナビリティを重視するための思想が、きっと中国にはあるんじゃないかと僕は思ってしまう。

「中国は買い物の未来をどう変えていくのか」を見た感想。【TED】

可能性は未知で誰にも分からない。だから彼女も述べていたが、僕たちはよく観察することが必要なんだと思う。

決して否定することなくね。

ネットショッピングの仕組みの再確認を。

またネットショッピングの利用ユーザーはボタンを押しただけで商品が届くから、その裏でどういう仕組みが働いているのかまで注意を払っていないという指摘があったけれど、これはきっと現代社会に生きる僕たちに与えられた大きな課題だ。

これはネットショッピングだけの問題じゃない。例えば宝くじ1つにしたって、その売り上げ金がどこにどう利用されているのかまで気を配っている人はまったくといっていいほどいないだろう。自分だけ満たされればいいという考えでは、この地球の秩序を保てない。

だけど、ここまで考えられるようになるまでには特に中国のような国ではもう少し物質的な豊かさと、そして日本のような国では人間の精神的な豊かさがないと、たぶん届かない。あと、物質的な豊かさで精神的な豊かさが手に入ると人間が勘違いしている限り、たぶんこの地球は崩壊するだろうね。

僕はもうここに気づくまでに達した。つまり、どれだけ物質的な豊かさで自分を満たしても、精神までは満たされないということに気づくことができた。だからこうしてTEDのように、人々があまり関心を寄せないものごとに対して敏感になることができた。

中国のネット利用ユーザーが増え続けるこの流れ自体にはいい悪いもないのであって、大切なのはその先を考えられるかどうか。これは中国に限らず、どの国であっても。

それを考えるのが先進国で生まれた僕たちの役目なのかもね。TEDを見ていたらそんな気がしてくるよ。

僕はどんなに小さな事でも、この記事を書くみたいに自分のできることから始めていくよ。

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