また日本に来て欲しい!自殺問題の重大な役割を担ったローガン・ポール氏に期待すること

ローガン・ポール氏、また日本に来てね



自殺の名所として知られる日本の山梨県、青木ケ原樹海で自殺した男性の姿を動画に映して、世界中から批判を浴びているローガン・ポール氏。もうそろそろ1ヶ月がたちますが、まだまだ世界各国から非難を浴びています。

彼は日本国民からもたくさんの非難を浴びていてますが、僕はまた日本に来て、動画を撮って欲しいなと思うんですよ。彼は大きな失敗をしましたが、人間は誰だって失敗を経験するものです。それに、闇を非難するよりも、光をもたらすべきなのです。

間違いを指摘するのは当然だし、彼は非難されて然るべきですが、そこで終わってしまっては人間として成長しないでしょう。それはローガンポール自身も、彼を指摘する僕ら自身も、です。

これから成長していく彼の姿を、僕は一緒に応援していきたい思いますよ。批判するだけなら誰にでもできますが、間違いを正していこうと行動できる人間に成長するのは簡単じゃありませんからね。

でも、その方がとっても人間として魅力的じゃないですか。彼と一緒に僕は成長していきますよ。

例の動画以外にも問題シーンがたくさん…。

彼が炎上した主な原因は「自殺した人の姿を動画に映してしまった」こととして知られていますが、実はそれだけではなく他にも問題となるような行動があったからこそ、今回の一件で大きく取り沙汰されてしまったというのが事の発端のようです。

彼は日本に滞在している間に3本ほど動画を投稿していますが、その中にある問題行動をまとめたものがTwitterにあったので載せます。なんというか、これを見れば日本国民は怒って当然だし、そうじゃなくても物言いを付けるべきだと思わざるを得ません(笑)。

神社で騒いだり、立ち入り禁止の池に入ったり、ゲームボーイカラーを意味なく壊したり、生魚をタクシーの上に置き去りにしたり、通りすがりの人にモンスターボールをぶつけたり…と、日本だから怒られているというよりも、アメリカなんかでやっていたら警官に撃たれちゃうような行動ばかりで、見ているだけで体が拒否反応を起こしてきます。

再生数を稼ぎたい気持ちが裏目に出た。

YouTuberたるもの、再生数を伸ばさないとお金を稼げないわけですが、その気持ちが強すぎると今回のように「人間味(humanity)のない行動」へと繋がってしまうのですね。

かつて差別発言で非難を受けていた、同じくYouTuberで世界トップを走るPewdiepie氏も、「彼がこのような行動をしてしまった理由が分からなくもない」と擁護した上で、それでも「非難されて然るべきだし、当然だ」と厳しい言葉もかけていました。

他にもたくさんのYouTuberやメディアが一斉に彼を非難する中で、擁護ではないにしろ違った視点から意見を述べる方のたくさんいるようです。

 

僕はブロガーなんですが、YouTuberと同じようなものだとPV(ページビュー)という数値化できる基準があるのですが、ブログの場合はおもしろ系より、炎上系が伸ばしやすい傾向があります。

僕も一時期はPV数を伸ばそうと、炎上しそうなラインを攻めていたことがありましたが、ぜんぜん向いていませんでしたね(笑)。それと、なにより炎上は自分も楽しくないし、見ている人も楽しくないんですよね。

本当に優れた批判というのは、風刺のように炎上させることなく、問題提起ができるものなんです。

ローガンポール氏も、この件に関して最初は「自殺について問題提起となればと思った」と語っていましたが、はやり風刺のようにいい刺激ではなく行き過ぎた刺激を社会に与えてしまったからこそ、このような自体に陥ってしまったのでしょう。

自分のエゴイスティックな気持ちに負けると、どんなにいいコンテンツを作ってもみんなに認めてもらえないんですよね。僕も気持ちが少しだけわかります。

自殺防止に向けて取り組み始めたローガンポール氏。

この炎上する動画を投稿してから約3週間後、彼は自分の過ちを振り返り、自殺問題について取り組む意思を表明する動画を投稿しました。その動画がこちらです。

自殺を試みた人とコンタクトを取ったり、自殺を防止する数々の団体へと足を運ぶ彼の姿には、日本で騒ぎを起こしていた頃とは違い、成長して成熟してきている様子が伺えますね。

また、100万ドル(約1億1000万円)を自殺防止に取り組む団体に寄付するとも語っています。彼は年収は10億を超えてるので1億円という金額が多い少ないという意見もありますが、失敗から学ぼうとしている姿勢には文句をつけるべきではないと僕は思います。

これだけの事件に発展したのは彼が悪人だからではなく、自殺という問題が世界的に大変深刻だからこそです。

こうした形で関わることになった彼を非難する人はまだまだいるでしょうが、それだけでは人類は進歩していかないでしょう。

もちろん彼は非難されて当然ですが、広い視野を持つことができる人であれば、どんなかたちであれ自殺問題に取り組む彼を応援できるでしょうし、ぼくも後者でありたいと思います。

また日本に来て動画を撮ってください!

今回は日本で問題を起こしてしまったので、「もう日本には来るな!」という厳しい意見を彼に投げかける人はいますが、むしろ僕は成長した彼の姿を、また日本でみてみたいと思うのですよ。もちろん、日本人としてもそう思いますね。

日本のYouTuberでも炎上するような事件を起こし、未だに非難を浴びている人がいますが、彼らを批判したところで社会は何も良くならないのですよ。

もちろん、行き過ぎた行動には「ダメだ」と伝えるべきでしょう。失敗したら怒られて当然だし、僕たちクリエイターはそうした立場に立っている自覚を持つべきです。

しかしですね、争いを望んでいる人なんて、誰もいないのです。炎上を起こしているように見える人でも、社会を良くしようと取り組んでいるのですよ。あ、もちろん僕も頑張ってますよ…!!

 

大衆の中で大きな注目を集める経験をすれば、少なからず傲慢や奢り、エゴが顔を覗かせてきます。目立ちたいとか、もっと数字が欲しい、とかですね。

でもですね、そうしたエゴは結局、こうした形で自分を苦しめることになるのです。そしてその中からクリエイターも、人々も学んで進歩していくというのが社会の常なのです。

この一段高い視点からものごとを見ることができる人たちを、僕はもっと増やしていきたいんですよね。人はどうしても他人の悪いところばかりに目がいき、ヤイヤイと非難したくなるものですが、それは高い視点で見ると、とっても情けないことがよく分かるんです。

おそらく、近いうちに彼はまた日本に来てくれるんじゃないかと思うんですが、そんなときは同じ目線に立って、暖かく見守ろうじゃありませんか。これで少しでも自殺撲滅に興味を持つ人が増え、自殺者が減ってくれたらそれだけで十分なのですからね。

 

社会に闇が訪れても、戦おうとしてはいけません。勝てないのですから、僕たちは光をもたらしましょう。それがこの世界をよりよくしていく、唯一の方法なのです。