「私の生死観を変えた父の認知症」を観た感想。

「私の生死観を変えた父の認知症」を見た感想【TED】
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親に殺意を抱いたことって、誰にでも1度はあると思うんですよ。

僕が明確に覚えているのは中学3年生の頃ですかね。

「あれをしなさい、これをしなさい!」と命令されたことに怒り狂って、部屋の扉に鍵を付けたのですが、それだけでは気持ちが収まらずに壁を殴って穴を開けてしまったことがあります(笑)。引っ越しするときの修繕費、高かっただろうなぁ…。

でも、ここを乗り越えると、人間として僕たちはもう1歩成長できるようになるのです。

 

今回は、認知症を抱えている父親を看病しているうちに、殺してしまおうかと考えてしまったという、女性のお話です。

子供は遅かれ早かれ、親がいい意味での障害になりますから、その時期が訪れたときに、間違った判断を下してしまわないよう、こうした経験者の体験談はとても重要ですね。

今は健康な僕自身も、老後はどうなっているか分からないのですから。

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親が窮地に陥ると子供はどうなるか。

僕自身も、母親が精神的な病気を患っていて困った経験があります。

当時はまだ15歳の高校1年生になりたての頃だったので、どう対処していいのか分からず、テンパって戸惑ってしまいました。

いま振り返ると、「もうちょっといい対応ができたのにな…」と思う節も、しばしばあるんですよね。

宮川 輝
まさか自分の親が…こんな状況になるだなんて…

子供だった僕は、親の変わり果てた姿を見たことで、ある種の絶望感のようなものを味わいました。

だってこれまで普通に生活していた人が、いきなり狂っちゃうんですよ!!

それはショックでしたよ…僕も親もまだ若かったですし。

『私の生死観を変えた父の認知症』を見た感想【TED】

彼女自身も、認知症になった父親を見たことでショックを受け、「私の愛する父のこんな姿は見たくないッ!!という思いから、「いっそ殺してしまって、父親を楽にしてあげたほうがいいのではないか」と考えていたといいます。

もちろんそんな行為は許されるはずがないのですが、精神的に病んでいる人と一緒にいると、自分自身でも冷静な判断ができなくなってしまうんですよね…気持ちがよく分かります。

これは似たような経験がある方であれば、誰もが共感するところではないでしょうか。

窮地なときほど、友人や好きなことに没頭しよう。

僕はこうした経験を乗り越えることができたのですが、その大きな要因の1つに『友達』と『アニメ』と『ゲーム』の存在があったんですよね。

後半2つはしょうもないように思えて、これがめちゃくちゃ僕を助けてくれたんです。

「今期はこんなアニメがあるね!」って話題で盛り上がり、夜更かしするのが楽しかったり。
「帰ったらオンラインで〇〇やろうぜ!」って話し合って家でも友達と会話がしていたり。
「メシ食いにいこうぜ!」と遊びに行くことができたり。

もちろん僕の環境は全く変わっていなかったんですけど、それでも気持ちを楽にしてくれたんですよね。

こうした経験から、失意のときほど周りの人たちに頼るべきだし、好きなことでリラックスすべきだと、僕は思っています。

悩み事というのは塞ぎ込むほどに辛くなるのですよ。これは身に沁みて実感していることなので、誰かに頼れる勇気も必要だと思うのです。

特に若いければ若いほど、親が窮地のときにどうしていいかなんて分かりませんからね。

 

とはいえ、相談するときは自分が抱えている問題を相手の負担にしてはならないということは心得ておくべきでしょうね。

「私ってこんな状況でかわいそうでしょう…」と被害者のように自分を見せることで相手の同情を得ることはできるかもしれませんが、それでは自分自身が成長していかないのでね。

自分を成長させるために、誰かに頼ってみましょう。僕もカウンセリングをやっていますんで、よければどうぞ。

親が生きている間に、死について話そう。

『私の生死観を変えた父の認知症』を見た感想【TED】

「自分の親が病気を患うなんて、考えてもいなかった。」

親が窮地に陥った経験のない人はたぶんこう思うはずです。そして実際に起きて初めて、「誰にでも老化や病は訪れるのだ」ということを知るのです。

 

『私の生死観を変えた父の認知症』を見た感想【TED】

なので、親が元気な間に死について話しておくというのは非常に重要ですよ。狂ってからでは遅かったりしますからね。

ちなみにですが、僕は父とすでに死んだ後どうするか話し合っていて、「墓も作らず葬式も上げず、ただ形に残らない方法で葬って欲しい」という意思を持っているようなので、僕はそれに従おうかと考えています。

そう考えると、子供が親に出来ることって本当に僅かな期間しかないですね…。父は70歳なので年齢的にもいつ死んでもおかしくないですし。

自分の精神面が第一!

もし親が窮地に陥ったとき、子供である僕たちがまず優先すべきは親ではなく、自分自身の精神状態です。

「親をなんとかして助けて上げたい!」と気持ちばかり焦って自分の精神状態を省みないと、彼女の「殺してしまった方がいいのかもしれない(狂言)。」といったように冷静な判断ができなくなってしまいます。

たまに親を介護をしていた子供が事件を起こすニュースを耳にしますが、あれって自分の精神を気に掛けられなかった結果なんですよ。

普通の状態なら「そんな事はしないだろう」といったことでも、窮地のときにはやってしまいかねないのです。

 

なので親がどんな状態であれ、その場がどんな状況であれ、「自分自身の精神状態は安定しているだろうか?」と確かめましょう。

そして無理そうだったら、僕のところまでカウンセリングを受けに来てください。助けはしませんが、手助けはできますから。

ということで、今回のTEDトークをどうぞ!

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