「俺の結構なご褒美」を観た感想。【TED】

「俺の結構なご褒美」を見た感想。【TED】



日本にも三味線や盆踊りのような音楽の歴史があるように、彼が歌う曲からはアメリカの音楽の歴史を感じることができて、今、とてもなんとも言えない気持ち(´・ω・`)。

TEDにはトークなしで歌だけを披露させることがあるけれど、その理由はきっと“言葉を超えたものを伝える”というTEDのビジョンと音楽が、すごくマッチするからなんでしょうね。

いやね、TEDに出でくる音楽は本当に素晴らしいものばっかりだから感動しちゃうんだ。

 

彼が歌っているのは戦前のテネシー州で生まれたブルース(デルタ・ブルース)という音楽の種類のようなんだけど、こういう音楽ってめちゃくちゃ僕の好きなタイプの種類なんだよね(笑)。

ポップスのように「いぇーぃ!人生楽しもうぜヒャッハー( ゚∀゚ )!!」みたいな明るい音楽もいいけれど、僕は悲しみとか、挫折とか、絶望とか、羨望とか、人間らしい他人にはなかなか話せない感情が込められている音楽の方が、とても耳を傾けたくなるんだ。

彼らはきっと、言葉では伝えられないけど、音楽という手段を使って—歌に気持ちを込めることで—言葉を超えたものを伝えようとしていたんだと思う。

彼が歌っている音楽の起源は1920年代にまで遡り、アメリカで奴隷から解放された黒人たちによって生まれた音楽らいんだけど、歌声を聴いていると背景には彼らがどんな気持ちだったのか、日本人の僕にだって感じ取ることできるレベルで、しっかりと伝わってくる。

音楽に触れることでも、歴史を知ることができるんだね。

 

僕も彼らのように、言葉を超えたものを伝えられるだろうか—表現できるだろうか—残していけるだろうか。