『ニュー・アース』を読んだ感想。エゴを消したら世界の素晴らしさに気付いた!

エゴをごっそりと消す



宮川 輝
こんな本があったなんて…もっと早くに知りたかったぁぁぁ!!!

かれこれたくさんの自己啓発本を読んできましたが、これほどまでに「自分の身になっているなぁ!!」と実感しながら読める本とは出会ってきませんでした。

僕は自己啓発本の種類を2つに分けられると思っていて、1つが「小手先のテクニック集」と、もう1つが「著者の武勇伝集」です。

でもこの『ニュー・アース』は、一般的な自己啓発本をはるかに超越した次元にあります。

スピリチュアルな世界が好きな人だったら、この言葉だけで僕が言いたいことが分かりますよね。具体的な言葉で表せないものこそが、一番大切だってことが。

あなたの中に潜むエゴから、自分の本質、しいては人生の目的を見つけていく内容になっていますから、人生を楽しく生きたい、豊かに生きたいと思っている人は必見の書です。

ほんと、これなくしても生きていくことはできますが、「人間の豊かさ」や「人生の幸せ」みたいなものは絶対に手にできないと思います。それぐらい大きなパワーを僕はこの本から手にしました。

『ニュー・アース』 -意識が変われば世界が変わる-。

エックハルト・トール著書の『ニューアース』

『ニュー・アース』は、全米で大ヒットしたあの『The Power Of Now』を書いたスピリチュアルの巨匠、エックハルト・トールの著書です。

『The Power Of Now』は日本語版だと『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』というタイトルで、こちらもかなり丁寧な翻訳がされていて読みやすかったですね。

この『ニュー・アース』はそのままのタイトルで、すべて日本語に訳されています。

『The Power Of Now(さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる)』が「人間の大いなる存在」を説明しているとすると、この『ニュー・アース』では、普段の生活の中にどれだけのエゴが潜んで、今を生きられなくしているのかというのが強く実感できる本です。

みなさんの中にも、「私はエゴなんて持っていないわ!」と思っている人、いるのではないでしょうか?

でも、明日の仕事のことで頭が一杯になっていませんか?将来のことを考えると、不安な気持ちに襲われませんか?

それはあなたではなく、あなたの思考の中にある”エゴ”があるからなんです。

これに気がつくと、そこには「今を生きている自分」しかいなくなるので、未来も過去も気にならなくなります。

かくいう僕もかなりエゴが強い人間だったので、この本に書いてある内容がほぼ全て自分に当てはまっていましたね(笑)。

ほんと、自分では分かっているつもりになっていただけで、本質的には全く理解してすらいなかったというのに気づかされました。

でも、そこに気づくというのが大切なポイントで、多くの人はそれに気づかないで、ひたすらエゴの中で生きているんです。だから幸せになれない、ともいうことができますね。

なので、究極的にいうと本書の目的は「自分のエゴに気づく」という、ただそれだけです。

それは「目覚める・覚醒する」と言い換えることもできますが、ちょっとでも自分の中にある「何か」に気付いている人は、もうこの本を読むだけで十分に目覚められると思います。

僕はもう目覚めすぎて、今までで今がいちばん人生を楽しんでいるときだと思っています(笑)。

もの凄くシンプルで、だけど奥深い。そんな力強い本です。

「ニュー・アース」を読んだ感想3つ!

ニューアースを読んだ感想

ここからは、「ニュー・アース」を読んで印象に残った話を3つ取り上げて僕の感想とともに紹介していきます!

1.消費社会はエゴの塊

まずはこれ、目から鱗というか、当たり前すぎて見逃している事実ですね。

いわゆる消費社会が成り立つのは、人がものに自分自身を見出そうとする努力がどうしてもうまくいかないからである。エゴの満足は長続きしないから、さらに多くを求めて買い続け、消費し続けなければならない。

エックハルトさんのいう通り、エゴがない状態であれば、つまりは「今に在る」ことを実感していれば、自分自信を物に投影することなんてないんですが、多くの人は「今に生きていない」んですよね。

だから普通といわれる99%の人々は、どんどんと新しいものを買って自分を満たそうとするわけです。

特にスマートフォンなんて、もう1年や2年程度じゃほとんど性能に差がないのに、それに気づかない人は「新商品が登場したぞ!」ってだけで、「お、これは自分を満たしてくれそうだ!」と勘違いして、必要のないものをどんどんと買ってしまうわけですね。

あとは宝くじなんかもそうです。あれは「自分の幸せがお金によって満たされる」と勘違いしてる人たちの集まりみたいなものですからね。

そのおかげで現在の消費社会が成り立っているわけですが、逆にいうと絶対に幸せになれないエゴの中でみんなが生きているという、悲しい事実でもあります。

ここから抜け出すためには、消費社会に流されない=エゴを持たないことが大切ですね。

2.エゴを消すには、自分のエゴに気づくこと

ただ、もし自分の中でエゴを感じても、それをなくそうだなんて考えてはいけません。結局それも「エゴをなくしたい」という、自分のエゴの1つでしかないのですから。

他人のエゴに反応しないこと、それが自分自身のエゴを乗り越えるだけでなく、人間の集団的なエゴを解体するために最も有効な手段の1つである。

僕もそうですが、相手の悪いところや欲深かしいところをみると、ついつい「あいつは嫌なやつだ…!!」と、自分の”思考”を通してレッテル貼りをしてしまうわけです。

しかし、そんな偏見を持って見ている時点で、すでに自分の中にあるエゴが蠢いているんです。これ、考えてみれば当たり前だと思いますでしょ?

でも実際にその場面に直面すると、自分自身では気づいてないんですよ(笑)。無意識のうちに、もう頭の中のエゴに支配されちゃっているんです。

それに気づけるのは、まさにこうしたスピリチュアルの世界を知っている人のみでしょうね。多くの人は、自分の頭の中に支配されてしまっていますから。

3.「いまに在る」ことこそ人生の全て

そして結局のところ、僕たちにできるのはこれだけです。

あなたが「いまに在る」ことに気づかない限り、行動だの未来だの、つまり時間の次元でばかり意味を探し続けるでしょう。

エゴが生まれるのは、自分の未来を気にしているからです。

お金が欲しい…もっといい環境に住みたい…いい人間関係が欲しい…。

そうやって自分に今ないものを未来に求め続けると、そこには必ずエゴが生まれます。

そして同じように、過去でもそうです。

もっとお金があったら…もっと環境に恵まれていたら…もっと人間関係が良かったらなぁ…。

未来も過去も、それらは全てあなたの頭の中の思考によってしか生み出されていないものであって、今を生きるのに邪魔な存在となっているのです。

でも僕はこの言葉を、この本を読むまで信じられませんでした。

その理由は、これまで大人から「夢を持ちなさい」や「具体的な目的と取り組みを決めなさい」と教わってきたからです。

でも、夢を叶えるのも”今”の自分次第だし、目標を達成するのも”今”の自分次第です。

つまり、全ては今という瞬間を充実させることでしか、未来へは到達し得ないのです。

こうして言葉にしてみると簡単ですが、これははるかに言葉を超えた次元、人間の思考を超えた次元にあるものですので、本当の意味でいうとこの言葉は正しくないかもしれませんね。

しかし、少しでも目覚めている方になら、この言葉だけで十分に分かっていると思います。

思考を変える前に、まずは意識を変えよう。

ニューアースを読んだ感想

人間が何を求めて生きているかというと、それは「幸せ」です。

だれもが幸せを求めて、友達や恋人を作って人間関係を育んだり、車や家などを持ちたがります。

でも、そうした”形あるもの”は永遠には続かないんですよね。

あなたも私も、いずれは死んで朽ち果ててしまいますし、家や車なんてもっと寿命は短いです。

そこに自分の”幸せの価値観”を置いてしまうと、いつまでたっても本当の幸せを感じることはできないから、”内なる平和”を見つけなさいと。

それはどんな過去を持っていたかなんて関係がなく、誰もがすでに持っているけど、この消費社会の中で埋もれてしまっているから、それに”気づこう”というものです。

人生を変えるために必要なのは、思考でも行動でもなく、まずは意識です。

先ほども言いましたが、言葉にするとたったこの一言でも、その裏にはものすごく奥が深く、けれどもとてもシンプルなものが隠されています。

この本は330ページほどですが、全てを読みきった後にはきっと「あ、そういうことだったのか。」と、言葉でも物でもない、あなたの意識が変わっていことに気がつくはずです。

スピリチュアルの世界では、こんな言葉があります。

「本当の幸せとは、自分を永遠の存在だと知ることだけだ。」

もちろん永遠とは、あなたの体や大切にしているものも人でもありません。

今はわからなくても、この本を読んで意識が変わった頃にはきっと気がつくと思います。