ボイトレ講師が認める歌の練習にオススメな曲とアーティスト10選【男性・女性・洋楽】

ボイトレ講師も認める歌が上手くてオススメの練習曲を紹介します。



どうもこんにちは、ボイトレ教室に通っています宮川 輝(@miyaaki_0731)です。

僕はボイトレを2年間ほど続けてきたことで、歌のスキルを上げるためには歌が上手いアーティストの曲で練習するのが効果的だということに気がつきました。

ちなみに、僕はコブクロの『風』という曲で練習していました。
みなさんご存知の通り、コブクロは歌が上手い本物のアーティストですので、学べることがたくさんあり僕の歌もグングンと上手くなっていきました。

でも、僕はプロの曲を真似して歌ったから上手くなったわけでないんですね。
そうではなくて、上手な歌声や綺麗な歌声を聞き分ける力が身についたからです。

初心者にとってこの”聴く力”というのは歌の上達にめちゃくちゃ大切な要素です。
例えば、英語のヒアリングができないと上手な発音はできませんよね。
歌も同じで、上手なアーティストの歌声を聞き分ける力が身につくと、自然と発音も上手になっていきます。

そこで今回は、僕がこれまで教わってきたボイトレ講師も認める、本当に歌が上手いアーティストの曲を10個に絞って紹介していきます。

ここで紹介する曲をよく聞いて、真似しすぎることなく練習していけば、いずれ自分の歌い方が身につき上達していること間違いなしです。

ボイトレ講師が認める歌が上手いアーティストの3つの条件。

まず最初に『ボイトレ講師も認めるような歌が上手いアーティストってどんな歌声の人?』と気になりますよね。
それらの条件は、この3つにして定義することができます。

  • 1.感情の込め方が上手い
  • 2.自分の歌声を理解している
  • 3.ミックスボイスが綺麗に出せる

1番と2番はプロのアーティストならみんなが出来て当然といったものですが、3番の『ミクスボイスを綺麗に出せる』は、プロのアーティストでも上手に使いこなせる人はごく僅かなんです。

少し専門的な言葉になりますが、ボイトレ講師が認める本当に歌が上手いかどうかの最大の基準は、ミックスボイスが出せるかどうかで判断しています。

なぜかというと、1番目の『どのように歌に感情の込るのか』と、2番目の『自分の歌声を理解して歌うこと』は、人によってそれぞれ違いがありますよね。
また、素人でもカラオケで歌うときに誰もが必ずやっていることでもあります。

でも3番目のミックスボイスだけは、ある種の綺麗な歌声を出す専門的なテクニックなんです。
これだけはなかなか日常生活をしているだけだと身につけられません。

なので、ボイトレ教室では生徒の好きな歌を歌わせるのはもちろんですが、「本当に歌が上手くなりたい!」という生徒の場合、講師の方は必ずこの3点を抑えたアーティストをオススメしてきます。

だからといってミックスボイスが出せないアーティストの歌が下手だということでは全くないのですが、歌声を上達させるにためにはミックスボイスを使った発声ができた方が表現の幅がはるかに広がるからこそ、最初に練習する曲選びが大切になっているのです。

ボイトレ講師が認める歌の練習にオススメなアーティストと曲10選。

ではここからは、そんなボイトレ講師が認める歌の練習に最適なおすすめなアーティストとその曲を合計10曲紹介していきます。

ちなみに、カラオケなどで練習するときはどれか1曲に絞ってください。
どの曲も難しい曲ばかりなので、初心者のうちから全てやろうとすると何も身につかなくなってしまいます。

1曲に決めたら、何度も聞いて最初は真似でもいいので歌ってみましょう。
そして自分のイメージした歌声で歌えているか、マイクを使わずに録音して確認してみましょう。

それを何度も繰り返すことによって、あなたの歌声はよりプロっぽく、素敵なものになっていきます。

1.Superfly(愛を込めて花束を)

Superflyの「愛を込めて花束を」は、歌声の中でも特に高音を上達させるのにおすすめな曲です。

この曲はおそらく、歌声に知識がない初心者の聞いても「あ、この歌手の歌い方は上手いぞ!」と感じはずです。
そのぐらいSuperflyのボーカルである越智志帆さんの歌声は、ミックスボイスのお手本となります。

ちなみにこの曲は、僕がボイトレ教室に通った初日に「高音を出せるようになりたいです!」と講師にお願いしたら、真っ先に提案された曲です。
そのくらい練習にはうってつけの曲で、僕も何回も練習してこの曲から高音の出し方を学びました。

男性なのでキーは5個か6個下げるんですが、それでも最初は難しかったですね。
でも10回、29回、50回と練習を重ねるうちに、今まで出なかった音が出せるようになるのを実感できましたから、男女問わずオススメできる1曲です。

また慣れてきたら音程をあげることで、音域の幅を広げてく練習にもなります。

2.EXILE ATSUSHI(Precious Love)

ATSUSHIさんの歌声は、ミックスボイスよりもやや裏声に近い声質で歌っているので、ボイトレ講師の中には「歌の練習に向いていないかなぁ」と、生徒にオススメしない人もいます。

ですがEXILEのような甘い歌声を好む人も多く、中でもATSUSHIさんの歌声が特に綺麗で上手なのは確かです。

僕を担当してくれたボイトレ講師の方は、EXILEのような歌い方をする人にはよくATSUSHIさんの『Precious Love』を紹介するそうです。
だた、この曲には向き不向きがありますので、「自分の身に付けたいような歌声じゃないな」と感じたら飛ばしましょう。

この曲で練習するとミックスボイスで高音をだせるようになる、というよりも、裏声に近い声で感情を込めて歌えるようになると思います。
ATSUSHIさんの歌声は声質がいいだけに、なかなか練習するのは難しいですが、EXILEのような曲が好きな人はぜひトライして見てください。

3.尾崎紀世彦(また会う日まで)

尾崎さんの歌声の魅力は、なんといっても口内を広く使い、高音を綺麗に響かせているところです。

僕もそうでしたが、初心者はたとえミックスボイスを一瞬出せたとしても、それを安定した音として出し続けるのは難しいんですね。
また理屈では分かっていても、なかなか思う通りに歌えない発声方法でもあります。

でも初心者がミックスボイスを出せない多くの場合は、口の中がだんだんと狭く低くなっているからなんですね。
なので尾崎紀世彦さんのこの曲を見て、いったどのくらい口を開けているのか、自分で鏡を見ながら見比べて見てください。
きっと、尾崎さんの半分も口が開いていないと思います。

この尾崎紀世彦さんの「また会う日まで」は、僕がボイトレ教室に通って初めて講師の方からオススメされて知った曲ですが、昭和の時代にこれだけの歌唱力を持ったアーティストは少なかったみたいですね。
なので、尾崎紀世彦さんの曲は30代後半〜40代後半のボイトレ講師の方は、必ずと言っていいほどオススメしてきます(笑)。

僕もこの曲で練習しているうちにミックスボイスの感覚が掴めるよになったのと同時に、尾崎さんが大好きになりました。
尾崎さんの『また会う日まで』は、高音を安定して出すための口や体の使い方を学べるアーティストです。

4.Mr.Children(しるし)

Mr.Childrenのボーカルである櫻井さんの歌声からは、軽い力でもミックスボイスで高音を出せるということが学べます。

とくにこの『しるし』という曲では、サビの「ダーリンダーリン」という部分は、男性にとってみるとものすごい高音なんですね。
さらにその先の「いまみょう〜なニュアンスで」の部分なんか、ほとんどの男性が出せない音域だと思います。

でも櫻井さんの場合はそんな高音を綺麗にかつ、非常に弱い力で出しているんですね。
もちろん高音になるにつれて声を張っていますが、決して力んではいないんです。
その証拠に、喉や首元の筋肉を見るとまったく力が入っていないことがわかります。

ミックスボイスを出せるようになるためには”鼻腔”に声を響かせることが大切なのですが、上手く響くと櫻井さんのように軽い声で歌うことができます。
あのでミスチルさん櫻井さんの歌は、ミックスボイスの感覚をつかむのに超絶オススメできるアーティストです。

5.絢香(みんな空の下)

絢香さんの歌声は、女性がミックスボイスを出すために是非とも参考にして欲しいアーティストの1人です。
また、感情を込めるのが非常に上手く、聞いているだけで顔の表情まで浮かんでくるような、人の心を動かしてくれるとても歌手らしい人です。

特にこの『みんな空の下』の動画はミュージックビデオを生声で収録しているので高音を出すときの顔の動きや体の使い方を学びやすいと思います。

また音楽教室でも「どんな曲を練習したらいいかわからない」という女性には、まず絢香さんの曲をオススメすることが多いみたいです。
そのくらいプロからも歌声の実力を認められているアーティストです。

また、絢香さんの女性ながらに力強い歌声が特徴的ですから、「情熱的に歌いたい!」という方はこの曲を練習するのがお勧めです。

6.スキマスイッチ(奏)

スキマスイッチのボーカルである大橋さんは、ミックスボイスで高音を綺麗に響かせるのが上手なアーティストです。
ミスチルの櫻井さんと似ていますが、大橋さんは高音を”より息を少なく高く出せる”、数少ないアーティストです。

なおかつスキマスイッチの曲はビブラートをとても綺麗に響かせている曲が多いのが特徴です。
ただ、ミックスボイスを身につけていない状態でビブラートを練習するのオススメしません。
カラオケの採点機能ならきっちり認識してくれるでしょうが、”綺麗な歌声”として人が聞いたときに、あまり心地よくないもになっていることが多いからです。

また僕は声が低い方なのですが、大橋さんの歌後の出し方を参考にしたら、高音を今までよりも楽に出せるようになりました。

「歌うときに変な力が入ってしまう」「軽い声を出したい」「もっと楽に高音を出せるようになりたい」という人にとって、スキマスイッチの曲はどれもオススメできます。
有名なのは「奏」ですが、スキマスイッチはバラードだけでなくバンドのように軽快でノリノリな曲もあるので、バンドを組んでいる人にもお勧めです。

7.平原綾香(Jupiter)

平原さんの『Jupiter』は聴くとお分かかりの通り、女性ながらに低音を綺麗に響かせながら、高音も安定して出しています。
ですが、女性でここまで低音を綺麗に出せるアーティストは珍しく、なかなか練習するのは難しいと思います。

それでも女性の中で「もっと低音が出せるようになりたい」という悩みを抱えている人にとって、この曲は練習にぴったりだと思います。
サビの部分が高いと思ったら裏声に切り替えて、重点的に低音を練習するやり方もオススメできます。

また、低音と高音で声を切り替えているように感じるかもしれませんが、どれもミックスボイスを使い一定の声質で歌っています。
練習するときは声を切り替えてしまわないよう気をつけながら歌ってみてください。

8.コブクロ(流星)

僕の大好きコブクロですが、その特徴はなんといっても感情を込めるのが上手なところです。

背が高く低い声が特徴的な黒田さんの歌声を聴くと、「歌ってこういうもんだよなぁ…!!」としみじみ感じさせられ、その迫力に圧巻されます。
そして相方の小渕さんからは、か細いけれども力強い声を出せる歌声があります。

僕はボイトレレッスンの課題曲はいつもコブクロでしたが、練習するればするほど感情の込め方を学んでいきました。
「違う曲を歌っているのにいつも単調で、なかなか感情が込められない」という人には、コブクロの曲がオススメできます。

ただ、最初のうちはコブクロのように、大きな声で歌はない方がミックスボイスは身につけやすいと思います。
まずはできるだけ小さい息の量・声量で発声できるよう練習してください。

9.宇多田ヒカル(Goodby Happyness)

宇多田ヒカルさんの歌声は、地声(ミックスボイス)から裏声へ切り替えるのがとても上手です。

また曲調はまったく違いますが、宇多田ヒカルさんの歌い方はEXILEのATSUSHIさんと同じように、ほぼ裏声で歌っているという特徴があります。
厳密にいうと全てがミックスボイスなのですが、このあたりの違いが理解できるようになると歌声を聞き分けられるいい耳になってくると思います。

初心者の方が練習曲とするには少し難しいかもしれませんが、宇多田ヒカルさんのうような声質が好きな方は挑戦してみてください。

10.Sarah Brightman(Time To Say Goodbye)

そして最後に洋楽です。
この『Time To Say Goodbye』は色々なアーティストの方が歌っていますが、中でもSarah Brightman(サラ・ブライトマン)さんの歌声は別格に上手です。

この曲が歌えるようになると、ミックスボイスを出すために必要な『鼻に息を通す感覚』を完璧に掴めるようになります。

僕は初めてこの曲を教えてもらったとき、普通の裏声っぽかったので「俺でも出せそう」と思いましたが、そう簡単ではありませんでした。
実はミックスボイスでとても高い裏声を出すには、ほとんどの息を鼻に通さないと綺麗に響かないんですね。

おそらく、みなさんが意識されるよりも何倍もの息の量を鼻に通すことになります。

この『Time To Say Goodbye』は、そんなミックスボイスの一番難しい感覚をつかむのに最適な曲です。
歌詞は全てわからなくても大丈夫です。『ホ』や『オ』に置き換えて、とにかく息を鼻に通しながら裏声て歌って見てください。

そして慣れてきたら、少しづつ声帯の振動を加えて完全なミックスボイスにしていきましょう。

プロの歌声を聴くことが上達への近道!

歌を上達させる方法としては、腹式呼吸や発声練習など色々ありますが、まずは自分がどんな歌声で歌いたいのかを、具体的にイメージすることが大切です。
なので出来るだけ『本当に歌が上手いアーティスト』を見つけて、たくさん歌声を聴いてください。

ただそれでも、ミックスボイスを習得するのは簡単なものではありません。

僕は音楽教室に通って1年で身につけ、僕を担当してくれたボイトレ講師の方は、人に教えられるまで3年近くかかったと言っていました。
歌を聴くだけで身につくのなら、みんなプロ並みに歌えてしまいまうはずですからね。

なので僕が本当にオススメしたいのは、1度は音楽教室に通ってプロの生歌を聴いてみることです。

ミックスボイスを生で聴くと、今までの自分の歌声と全く違うことに気づくはずです。
そして、自分の理想とする歌声をイメージしやすくなり、歌の上達スピードが格段に上がるはずです。

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ぜひ気軽な気持ちで、1歩を踏みだしてみてください。