「感情を表現するロボット」を観た感想。

「感情を表現するロボット」を見た感想【TED】
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僕が生きている間にどれほど進歩するのでしょうか…楽しみですな!

僕は昔、「エモパ」というSHARPのスマホに搭載されている会話ロボットみたいな機能を使用していましたが、なかなかリアルで面白かったのを覚えています。

アクオスフォンのエモパーを2年間使って見た感想と印象に残った会話5つ。

最初は「おっ、スマホが喋るなんて面白いな!」と感じたのですが、次第にうるさくなってきたので今では機能をOFFにしてしまいました。

でも人間そっくりの形をしていたら、今でも使っていたかもしれませんな。

 

「感情を表現するロボット」というタイトルなので、おそらく多くの人は「人間みたいなロボットができる!」とイメージしたかもしれませんが、それはまだまだ先の話です。

今のところ、ロボットはどこまでいってもロボットです。それ以上でも、それ以下でもありません。

1万年くらいしたらどうなってるかは分かりませんが…。

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個性的な人間によるものづくり。

僕が今回のTEDでめっちゃ注目したのが、ロボットではなくて登壇者の髭でした。

「感情を表現するロボット」を見た感想【TED】

なんか中世のヨーロッパを舞台にした映画のステレオタイプな貴族にいそう。

彼のように個性的な人間がつくるものづくりって面白いですよね。いつの時代も新しいコンテンツを生み出すのは、いわゆる“一般的な枠におさまらない人”だと思います。

おそらく日本に限らず、世界中の多くの人が周りの顔色を伺って足並みを揃えることを大切にして生きていますが、これからの時代はきっと、自分の歩幅で周りと足並みをそろえられる人が、奇抜なものを作り出してうまく社会に溶け込ませる才能を持つのだと思います。

彼の個性的な姿を見ていたら、ロボットよりもそんなことを考えさせられました。

俺も髭、伸ばそうかな…。

いや、やっぱり彼みたいに綺麗にならないのでやめておきましょう(;’∀’)w

感情は人間の個性なのか?

こういった人間型ロボットを開発している人の聞くといつも不思議に思うのは、「彼らは人間の感情を個性として扱っているのだろうか?」ということなのです。

「感情を表現するロボット」を見た感想【TED】

僕は感情は人間の1つの側面ではあるものの、個性と言えるほど大部分を締めてはいないと思っているので、たとえロボットが人間の感情を表現するようになっても、それで“人間の個性を表現できた”とはならないような気がするんですよね。

言葉で説明するのは難しいですが、個性とは感情を超えた“なにか“であるはずです。

2018年の話題作となったゲーム「Detroit: Become Human」がありますが、彼らのように人間がロボットに対して好きとか嫌いとかいう感情を超えた“愛”みたいなものを感じるようになったら、いよいよ超次元の話だなと思いますが、今のところ僕の中では「ロボットはロボット。」です。

日本の有名なロボット開発者に石黒さんという方がいましたが、彼はもっと深い視点から人間とロボットの関係性を見ている方だったのでとても興味深かったのを覚えています。マツコ・デラックスのロボットとか作って話題になりましたよね。

「ロボットが人間とソックリになったら、人間らしさとはなんなのか。」

これはロボットと人間が共存する上で、そして人間らしく生きるための大切な答えを見つけるヒントになるかもしれません。

リアルだけど、現実じゃない。

彼の作る作品は素晴らしく文句の付けようがないので、これは決して批判ではないのですが、僕はやっぱりどこまでいってもロボットはロボットなんですよね。

今でも人間の瞬きをしたりソックリな仕草をする精密なロボットはたくさんあることでしょう。

しかし、彼らはどこまでいってもリアルだけど現実じゃないんですよ。

例えるなら、映画の俳優さんやアイドルやモデルのようなものです。

彼らはこの世界に“実際の人物”として存在しているかのように見えますが、実際のところは仕事のために役割を演じているに過ぎませんよね。

ある人々はその役割を彼らのアイデンティティとして見ているかもしれませんが、一方である人々は、彼らはただ役割を演じている人でしかないという見方をしています。

そして僕は後者です。彼らをアイデンティティとして見ていません。1人の人間として見ています。

同じように、どんなにロボットが人間そっくりに見えたとしても、僕はその裏でしっかりとプログラムが作動していることが分かるのです。

だから、「ロボットはロボット。」という定義はずっと変わらないのです。

 

でも先ほどのゲーム「Detroit: Become Human」じゃないですが、ロボット自身が本当に自分自身をプログラムで動いていないと確信し始めたのなら、僕もちょっと躊躇するかもしれません(笑)。

今でも人間がロボットのようになっていることがありますからね、そうならないよう自分に嘘をつかず、社会の価値観に惑わされずに生きたいものです。

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