「地表の検索可能なデータベースを作るミッション」を観た感想。

「地表の検索可能なデータベースを作るミッション」を見た感想。【TED】
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…これはすごい。

僕が初めてGoogleEarthで衛星写真を見たのは中学生の頃だった。とても感心したけれど、当時まだ13歳だった僕には当たり前のように感じていた。

しかしあれから10年がたった今。これがどれだけすごい技術なのか、そしてどれほど人類の役に立つ可能性を秘めているツールなのかよく分かる。

もっと簡単に使いこなせるツールとして普及したら、みんなの地球環境に対する意識は大きく変わるだけでなく、生活スタイルも変わりそうだ。

現実と向き合いながら理想を形にしようと取り組む人たちは、おそらく世界を根本的に変えていけるだろう。

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地球環境に対する認識の甘さ。

正直なところ、僕が地球環境について意識し始めたのはここ2年くらいのことだ。それまで地球温暖化や節電などを耳にしていたけれど、それほど重要なものとして捉えてはいなかった。

しかし、TEDで様々な人たちが環境保全へ取り組んでいることを知り、そしてビル・ゲイツやティム・クックやその他の起業家や投資家など著名な方たちが熱心に取り組んでいる姿を見て、ようやく意識が高まってきたところだ。もし彼らだけでなく、みんなが地球環境への意識を高めることができたら、きっと大きく改善されていくことだろう。実際、日本ではゴミの分別などの意識が高いから、こうした取り組みはとても得意だと思っている。

その為に一番効果的なのは、おそらく“地球環境を可視化すること”だろうと僕は捉えている。つまり、目に見える形として残すのだ。

「地表の検索可能なデータベースを作るミッション」を見た感想。【TED】

彼の打ち上げた人工衛星は毎日150万枚もの写真を撮影することで、地球環境が変化していく様子を可視化できるデータベースを築くことができた。実際に映像では水が枯渇していく様子が映し出されていたが、これを見れば地球環境を意識せざるをえない。

このサイトはPlanet.comで見ることができる。現在のところ14日間のフリートライアルでしか利用できないのが少し残念だ。GoogleEarthのように、なんとかして人々が簡単に触れられるようにならないだろうか。

 

僕も地球の環境がこんなに変化していく様子を自分で認識できたのは初めてだった。

第二次世界大戦後、日本は経済成長を遂げたがその裏では多くの自然が破壊され環境に影響を及ぼしている。そして同じような状況が今の発展途上国であるインドなどで起こっており、下水をろ過せず海や川に垂れ流しにすることで環境に大きな悪影響を及ぼしている。今はまだ被害が自国だけで留まっているかもしれないが、放っておけば他国にも影響が出てくるだろう。

幸いな事に、世界のトップが環境保全に取り組んでくれている。僕らもそれに続こうではないか。大きなことは出来なくてもいい、小さいことから始めていこう。

早速、僕もペットボトルのキャップとラベルをしっかり分別するところから始めたところだ(笑)。

画像処理と識別による相乗効果。

彼がもたらしたのはこれだけではなかった。高解像度で莫大な画像を収集できることにより、どこになにが置かれているのかを画像処理によって識別することも可能になったのだ。これは海や港をマネジメントする際に大いに役立つらしい。

「地表の検索可能なデータベースを作るミッション」を見た感想。【TED】

実際のところ、海賊は大昔の存在だと思われているかもしれないが、まだまだ生息している地域があり輸送する際に水を撒くことで貨物線への侵入を防ぐという対策をしている海域もある。もしこの技術がリアルタイムで使えるのならば、あらゆる場所で活躍するはずだ。空港、車、軍事基地など、その効果は計り知れない。

 

そしてなにより、テクノロジーは嘘をつかない。写真はあるがままを映し出してくれる。

「地表の検索可能なデータベースを作るミッション」を見た感想。【TED】

人は時々、目の前で起こっていることを自分の解釈で歪めてしまうことがある。もちろん、これは人間らしさでもあり機械的に出された結論だけを尊重していてはこの世界の秩序は保てないから、人間的な側面も尊重しなくてはいけない。

しかし、今僕たちに求めれているのはまず、事実と直面することなのだ。その上で、人間にできることを考えなくてはいけない。

 

ちなみに、人間がもっとも解釈を歪めている物事の見方があることを、あなたはご存知だろうか。それは、人々を平等に扱っていないということだ。

これからの時代、有名人や人々の注目を集める人は賞賛されるかもしれないが、もし彼らが自分が誰かよりも特別だという意識、つまり他人より立場が上だと勘違いしていたのならば、きっと自滅の道を辿る事になるだろう。

そして、彼らを尊敬し続けて自分が唯一無二という意味での特別な存在であるという事に気づけない人も、きっと苦しみを味わう事になるだろう。

僕たちは誰もが特別であり、みなと同じ存在なのだ。

いずれテクノロジーは、このことを暴いてくれるだろう。

現実と向き合う力を。

これらのテクノロジーが発達していくことは一体なにを意味しているのだろうか。

この問いに対して、ある人は自動運転や宇宙開発などを参照して「人生を豊かにする事だ!」と答える。もちろんそれも1つの側面ではあるが、僕はテクノロジーがもたらす最も大きな恩恵とは、人間に現実と向き合う力をくれる事だと思っている。

昔は専門家がこうした環境を知識によって読み解き、僕ら一般人に広めてくれていた。しかし、中には「私には分からない、知らない、関係のないこと。」といって目を背けていた人もいただろう。僕もその1人だった。

しかし、テクノロジーを手にした人々はその事実と直面する事になる。誰か専門知識を持った人が出した答えではなく、ただありのままの現実を—事実を—突き付けられる。

 

歴史的に、事実と向き合おうとせずに理想だけを形にしようとした取り組みは大きな破滅を招いた。共産主義がいい例だ。誰もが平等な社会と謳いながら、その裏では1億人以上が殺されている。理想で隠された嘘が、いったいどれほどあったことか。

しかし、僕らはもう理想によって現実から目を背けなくてもいいのだ。1人1人がテクノロジーを手にした今、現実に直面しても理想に逃れることはない。理想を実現するために、現実と向き合えるようになったのだ。

 

僕は今日も、現実と向き合いながらブログで理想を形にしていく。

現実の出来事に自分を失ってはダメだ。理想の世界に自分を見失ってもダメだ。

両方のバランスが必要で、テクノロジーはその手助けをしてくれるものでなければならない。

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