「通貨の価値はどう決まる? - ダグ・レビンソン」を観た感想。

「通貨の価値はどう決まる? - ダグ・レビンソン」を観た感想。【TED】
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よく「お金は労働の対価だ!」とか、「人々への貢献度だ!」「年収はその人の価値だ!」と言われている。もちろんそれは1つの側面ではあるけれども、お金の本質的な価値を表してはいないことは大人になってよく分かった。

誰よりも体を働かせている人がいる一方で、土地所有などにより働かなくても多くの収入を貰っている人がいる。かと思えば、株だけで何億も稼ぐ人がいる。もちろん、これは善悪の話ではない。

しかし、お金の価値をもう一度みんなで再定義するというよりも、再確認する—いや、再認識する必要があるのではないだろうか。

TEDを見ている人であれば、もうそんな事には既に気付いているはずだ。

 

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ただの紙切れと、お札の違い。

天才、アインシュタインはあるときお札を眺めてこんな言葉を口にした。

「なんでこの紙切れが、20ドルもするんだ?」

おそらくほとんどの人は彼の言葉の意味を理解できなかっただろう。だれもが「そういうものだから」と思い込み、口にしようとはしないからだ。

きっと僕のような凡人が口にしたら、ただの頭が本当に悪い人だと思われて終わることだろう(笑)。しかし、彼はいつも本質を見抜いていた。ただの紙切れとお札になんの違いもないことを。違いがあるとすれば、それは人間によるものでしかないとアインシュタインは知っていた。

だから彼は人類から最も賞賛される実績を残していながら、威張ることなく依然として慎ましかったのだろう。それもまた、人間から見た価値に過ぎないと心得ていたからだ。

お金に価値はないと気づくことで。

お金が中央集権的に政府によってコントロールされていることを知ったのは、つい最近のことだ。お金の事について学校ではなにも教えてもらえなかったから、大人になってお金に困り、自分から向き合う事でしか知ることができなかった。

そして非中央集権型の“仮想通貨”なるものが誕生したけれど、残念ながら詐欺が横行して現状は信用を失いつつある。

これから先、人々がお金とどう付き合うようになるのか、そしてどんな価値を置くようになるのか僕には分からない。100年後も今と同じようにお金のために働く人がいるかもしれない。

しかし1つだけ確かなことがあるとすれば、お金に価値はないとうことだ。これはいつの時代も変わらないだろう。もちろん、生活するためにお金は必要だし大切なものだから、「お金なんていらないッ!!」という姿勢が取るべきという話をしているんじゃない。

しかし、本質的にはただの紙切れでしかないという事に気付かない限りは、どんなに優れた仕組みを作ろうとも、基本的には今と同じような世界を繰り返し創造し続けるだけで終わってしまうだろう。

お金の価値を保つバランス。

今、割合で表すならお金のために働いているのは2割だ。あとの8割は自分が本当にやりたいことを続けているだけ。

まさにこの記事がいい例だ。特にお金稼ぎのために書いているわけではない。ただ、僕はTEDを見るのが大好きなんだ。だから続けられる。

もし今、お金のために働いていたのならば、億万長者になっても一生お金のために働き続ける事になるだろうからね。

お金を稼ぐことと、自分の好きなことを続けること。この両輪を上手に回すことは、きっと政府の人がインフレにもデフレにも傾かないよう通貨を調節している感覚と、同じようなものなのかもしれない。

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